「鍼通電って???」

こんにちは。今回ブログを担当する「のりー」です!

寒い冬も終盤になり、「早く暖かくなってー!」と願う、冬嫌いの「のりー」です。

先日開催された平昌オリンピックはすごかったですねー!!!

実は私、大のスポーツ観戦好きで、日本人の大活躍に興奮が止まりませんでした。たくさんのメダル獲得の瞬間を見ることが出来て幸せでしたし、とにかく選手たちのパフォーマンスに感動しました!あの素晴らしいパフォーマンスは日々の鍛錬と、継続的な身体のケアが不可欠だと感じました。

そんなアスリート方の身体のケアに使っていただいている中の一つに「鍼通電低周波治療器」があります。そしてお陰様で弊社は、「鍼通電低周波治療器」を製造・販売して41年を迎えました。手前ミソではございますが、たくさんの方の身体の不調を改善してきた素晴らしい器械だと自負しております。

ただ・・・。「鍼通電」ってどういうもの?

使用法」「使用目的」「施術例」が気になる方や、鍼通電したいけど、よくわからないところがあるから踏み出せない、という方などもいらっしゃるのではないかと思います。

 

そこで今回は、【鍼通電のバイブル】  

AMRicホーホー治療院 院長 山口眞二郎 

医学博士の著書「鍼通電療法テクニック」

を参考に、そして大いに手助けをいただきながら、

簡単ではありますが「鍼通電」について

お話させていただきたいと思います。

そして少しでも、弊社の鍼通電低周波治療器「オームパルサー」のことも知っていただくきっかけになりますと、尚幸いに存じます。

オームパルサーLFP-4000A

 

まず鍼通電の効果として一般的に言われているものとして、

“血行不良の改善”

“筋肉のこりの緩和”

“痛みの緩和

があげられます。上記書籍でも、

「鍼通電療法は、慢性的な痛み、筋肉のこりや血行不良に安定した効果を発揮する優れた治療法です。」

と述べられています。

他にも、“筋肉の萎縮を防ぐ目的で「リハビリ」として、心を整える目的で「精神療法」深い筋肉を動かし体を元から変える目的でスポーツ療法」として使用されているケースもあります。

このような治療の用途として使用されてる鍼通電ですが、驚いたことに電気を使った痛みの治療の起源は古代エジプト(紀元前3000年)にまで遡るそうです(驚!)

「こんなにも大昔から電気治療があるなんて!」

しかも、電気ナマズのような発電する魚を用いて治療をしていたのです!先人の知恵と工夫と勇気には驚かされますね!

その後、19世紀になると最初の電気刺激装置が作られて、東洋の鍼治療と西洋の電気治療が融合して鍼通電療法が生まれたようです。

 

そして、「鍼通電の利点はどのようなことがあるのでしょうか?」

書籍には、第一に、

筋肉の血行を改善ししこりをほぐすのに有効で、

「鍼灸師が行う優れた触診によってこった筋肉を見つけ出し、そこに鍼を刺して電流を流すことで、かなり効率のよい治療法だ」と述べられています。

鍼灸師の触診では、痛いところ、不調なところを見事に当ててくださいます。その技術に、鍼通電の技術が加われば、より有効的な治療ができると思えます。

第二に、

筋肉を刺激することで筋肉を支配している神経に含まれている

求心性神経を興奮させ、

中枢神経に信号を送ることにより、

「鎮痛系を賦活したり、反射によってホルモンの分泌や自律神経を調節する」

と述べられています

また、個人的には、表面電極を用いた経皮的電気刺激と違って、皮膚上のピリピリとした刺激感を感じないのも、利点の1つではないかと思います。

一般に電流には、「流れやすいほうに流れるという性質」

があるそうです。鍼を筋肉内まで刺入して通電すると電気抵抗が低い筋肉のほうへ流れるため、皮膚に分布している知覚神経を刺激することが少なくなります。よって、ピリピリとした刺激の少ない通電が可能となるようです。

このように、本当に簡単ではありますが、書籍を参考に鍼通電低周波治療器のことをご説明させていただきました。(ほぼ、書籍を参考にさせていただきました(≧▽≦))

まだまだ、「鍼通電療法テクニック」にはたくさんの事柄が記載されていて、大変勉強になります。未熟な私にも分かりやすく、鍼通電をされている方、これから鍼通電をしようと考えている方には、お勧めの書籍です!

私も鍼通電低周波治療器のメーカーの社員として、これからもっと深く学んでいきたいと思っています。そして、少しでも先生方のお役に立ちたい!という気持ちでいますので、是非、これからも皆様と一緒にお仕事をさせてください。

最後になりましたがまだ寒い日がありますのでみなさんご自愛くださいね。

りーでした☆

2018/03/01

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