東洋医学の基本のき、陰と陽って???

2018年、春!!絶世期ですね!

桜が咲き乱れ、気候も暖かくなり心も体もウキウキしだします。

今回のブログの担当は、毎年春、鍼灸師になるために学校に入学される新入生様の鍼灸お道具箱を、ウキウキ気分で梱包に励んでいる「なかしー」です!

新入生の皆様、春から勉強に実技、頑張ってください!!

さてさて、今回のブログのテーマは、これから東洋医学に入門される新入学生様にならって、東洋医学の基本のキ、『陰陽学説』について書いてみたいなと思います!
今更かよ!と思われたベテラン先生方、しばしお付き合い下さい。

陰陽学説とは「素問」に「陰陽なる者は天地の道なり、万物の網紀、変化の父母、生殺の本始、神明の府なり」と記されています。

つまり、自然界の様々な法則が相反する陰と陽で分類され(互根、依存)、その関係性を理論化したものが陰陽学説という。・・・うぅ~ん難しいなぁ。

身近なもので、陰と陽を探してみると、

朝があれば、夜がある

火があれば、水がある

夏があれば、冬がある

男があれば、女がある

奇数

西

偶数

というように、見つけることができます。

それら見つけることができた、陰と陽は常に揺れ動きながら互いのバランスを保ってる(対立と制約)という考え方があります。確かに、世の中はこの2つが対立したり、制約したりしてバランスを取りながら交流し、変化しています。

図1 大極図

また陰と陽はさらに細分化され、陰の中には必ず陽があり、陽の中には陰が必ず存在し、どちらかが100%になることはなく、絶妙なバランスを保っているのです。図1の大極図では、陰の中に小さい陽の円があり、陽の中に小さい陰の円があり、陰陽の細分化を表現しています。 

 

陰陽の関係は人体にも深く関係しています。

健康なときは、体内における陰と陽のバランスがうまく保たれているということであり、陰陽どちらかが強くなったり、逆に弱くなったりすると陰陽バランスが崩れて、健康が損なわれてしまいます。

鍼灸師が治療をする際はこのような概念を基に、身体における身体部位の陰陽、鍼を刺す際の経穴の陰陽、電気治療をする際は電気の陰(−極)陽(+極)、など全ての陰陽を考えながら治療されていくのです。
身体の陰陽のバランスを整え、自然治癒力向上の手助けをするために、陰陽の概念を含む様々な概念を基に、はり師は鍼、きゅう師は灸など様々な機器を使用しているのですね。

相反するふたつの存在って当たり前のようですが、これを人体のバランスを整える一つの治療法へと昇華させる東洋医学ってすごく神秘的で、かつ身近に、不思議な魅力を感じてしまいます。

東洋医学って面白い・・・

そんな東洋医学を今年の春から学んで、数年後に鍼灸師様になられる学校新入生の皆様を心より応援しております!!!

・・・ちなみに、皆様がこれから習われると思われる「公益社団法人東洋療法学校研究会,医道の日本社:新版 東洋医学概論,2016年」を参考に致しました。・・・3年後の国試にもひょっとして???

私もまだまだ東洋医学のこと、鍼灸のこと、勉強してお客様と沢山のお話ができるよう頑張ります!!

桜が満開の素晴らしい季節の陰で、花粉症でかなり辛い思いをされている方々もいらっしゃるようです。

毎年今年は発症するのではと私もビクビクしてますが、今年はまだセーフのようです。

身体や心の陰陽バランスに気をつけて、この季節を満喫したいです!!・・・・先生に習った、迎香に刺激を・・・電気ていしんで・・・

ではでは、前回のブログ、のりーの鍼通電ブログに引き続き、負けじと今回少しだけお勉強を頑張ってみたなかしーでした!!!笑 

のりーのブログ、まだお読みでない方はこちら!!!

↓要チェックです!!
https://www.zeniryoki.co.jp/?zen_new_blog=「鍼通電って???」

2018/03/29

 

 

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